• 藤本 壮介

    藤本 壮介

    Sou Fujimoto

    建築家

    僕たちはいつの時代にも、新しく同時に根源的なものを見出すというチャレンジに直面しています。木という素材は、原初的ながら機能面で優れた点が多く、加工のしやすさもあって、この挑戦に最適だと感じます。今回のコンペティションでは、木材だけでなく異素材も積極的に活用した提案を求めます。様々なアプローチを柔軟に受け入れる木という素材を活かし、デザインの新たな可能性を自ら探り当ててください。楽しみにしています。

    profile

    1971年北海道生まれ。東京大学工学部建築学科卒業後、2000年に藤本壮介建築設計事務所を設立。2005年を皮切りに若手建築家の国際的な登竜門であるAR awardを3年連続で受賞し一躍注目を浴びる。2008年、JIA日本建築大賞とWorld ArchitecturalFestivalー個人住宅部門最優秀賞。2009年、wallpaper誌のDesign Awards2009を受賞、2010年には、Spotlight : The Rice Design Alliance Prizeを受賞。2011年の国際設計競技で「ベトンハラウォーターフロントセンター」及び「台湾タワー」で最優秀賞を受賞。主な著書に「原初的な未来の建築Primitive Future」「建築が生まれるとき」「藤本壮介読本」がある。自然と人工物の狭間にある新しい形と空間を探求する彼の建築はこれから更に進化する事を期待されている。

  • 廣村 正彰

    廣村 正彰

    Masaaki Hiromura

    グラフィックデザイナー

    「木」は普遍的な価値を持ちながら常に生活環境に寄り添ってきた素材です。今回の国際家具デザインコンペティション旭川では新しい「木」の表現、テクノロジーとの共振などを期待しています。私の専門領域はグラフィックデザインですが、領域を越えた判断と意見を伝えられたら幸いです。

    profile

    1954年愛知県生まれ。田中一光デザイン室を経て、1988年廣村デザイン事務所設立。グラフィックデザインを中心に、美術館や教育施設、商業施設などのCI、VI計画、サインデザインを多く手がける。多摩美術大学客員教授、金沢美術工芸大学客員教授、一般社団法人ジャパンクリエイティブ代表理事。主な仕事に、日本科学未来館、横須賀美術館、9hナインアワーズ、すみだ水族館、東京ステーションギャラリー、台中国立歌劇院、名古屋城本丸御殿、そごう・西武、ロフトのアート・ディレクション他。毎日デザイン賞、KU/KAN賞、SDA大賞、グッドデザイン金賞など受賞。著書に、『空間のグラフィズム』(六耀社)、『デザインのできること デザインのすべきこと』(ADP)、『字本JI BORN』(ADP)、『デザインからデザインまで』(ADP)などがある。2011年より代表を務めるジャパンクリエイティブでは、日本のマニュファクチュアと世界で活躍するクリエイターとを結ぶプロダクトの開発を主軸に、様々な活動を通じて日本の美意識を支えるものづくりの新しい価値を国内外に広める活動を行なっている。

  • アン・ルイス・ソマー

    アン・ルイス・ソマー

    Anne-Louise Sommer

    デザインミュージアムデンマーク館長

    IFDAは最も重要な家具デザインコンペティションのひとつです。この度、名誉あるIFDAの審査委員として、またこのイベントに参加できることを大変光栄に思っています。職人技術や木材への深い理解において、日本とデンマークは多くの共通点を持っています。

    profile

    1961年に生まれ、コペンハーゲン大学で比較文学の研究により修士号を取得。2011年からデザインミュージアムデンマークの館長として勤務。また、南デンマーク大学でデザイン文化とデザイン史の非常勤教授を務めている。デザイン史、家具デザイン、建築史、ランドスケープデザインを中心として美術史学科内のデンマークの複数の大学で学位を取得。2004~2011年の間にデンマーク王立芸術アカデミーにて教鞭をとり、2009年から学長に就任。数多くの書籍を出版。

  • タッカー・ヴィーマイスター

    タッカー・ヴィーマイスター

    Tucker Viemeister

    インダストリアルデザイナー

    「良いデザイン」とは会話のようなものです。デザイナーと選ばれた素材や製造方法、ユーザーと心地よさ、形状と機能性、双方が向かい合うことで生み出されていきます。「良いデザイン」が集結し広く共有される、IFDAのコンペティションは、人々がそれを生活に取り込むきっかけともなるでしょう。

    profile

    1948年アメリカ出身。1979年に設立を手伝ったスマートデザイン社で、“ユニバーサルデザイン”を考案したOXOGood Grips のキッチンツールのデザインが最も有名である。立体や平面の展示や、建築、グラフィック、新しいメディア、ブランド化や戦略に成功している。パーソンズ・スクール・オブ・デザインで教育を行っている。アメリカの建築連盟の副会長。アメリカインダストリアルデザイン協会フェロー。また、作品はMOMA(ニューヨーク)にコレクションされ、32のアメリカの実用新案を保有している。

  • マイケル・ヤング

    マイケル・ヤング

    Michael Young

    プロダクトデザイナー

    旭川の家具産業に携わり、共に物づくりができることをとても光栄に思います。テクノロジー主導の世界で、シンプルなものと日々の生活を送る大切さを忘れてはいけません。ウッドクラフトは、私たちをスピリチュアルなイデオロギーへと導き、職人の手によって作られたその作品の美しさを感じさせてくれます。職人技術は産業の成長維持のため、後世に受け継がれてゆくべきものであり、このイベントに参加することがその貢献となるでしょう。

    profile

    1966年イギリス出身。1994年マイケル・ヤング・スタジオ(MYS)を設立。国際的に活躍しているイギリス人デザイナー。2006年に香港を拠点としてデザイン活動を行う。彼のエレガントで、精巧で簡潔なデザイン美学は、国際的な賞に支持されている。作品は、ルーブル美術館、ポンピドゥーセンター、ビクトリア&アルバートミュージアムを含む著名な美術館やギャラリーでコレクションされている。